全学教育
主題別科目 社会の認識
2005
環境と地域社会
宮内 泰介(文学研究科)
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全学教育 社会の認識 環境と地域社会(2005)

教員
宮内 泰介(文学研究科)
概要

自然とはなんだろう? 自然保護、と言うけれど、自然を守るとはどういうことだろうか? よく考えると実はそれほど簡単ではない。自然保護とは人間の手が加わらないことか? 自然保護という思想は、世界共通のものになりうるのか? それとも、文化や歴史によって違うのか?

この講義では、自然環境について、あるいは環境問題について、あくまで〈地域〉の視点、地域住民の視点を重視しながら考える、ということをやってみたいと思います。そこでは、地域の住民自身がその環境と歴史的にどうかかわってきたか、今後どうかかわるべきか、といった点が中心的なテーマになります。それは単に人が自然にどうかかわるか、ということにとどまらず、人と人の間にどういう関係を作っていったらいいのかという問題である、といったことについても考えます。講義では、こうしたことを、日本・東南アジア・太平洋地域の具体的事例を取り上げながら考えたいと思います。

さらに、この講義では、以上のような “環境と地域社会”というテーマに沿って、論文(レポート)を書いてもらいます。レポートを書くときには、何をどう調べればよいのか、どうまとめればいいのか、などについて、実践的に学びます。

講義資料

1.自然とは何か? 自然を守るとはどういうことか?

2.地域における人間と自然のかかわり

3.環境と公共性

資料 配布資料 | 講義スライド

 

‡ これらの資料は制限資料です。

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タグ
対象
1, 2, 3, 4, 5, 6年生 理学部, 医学部, 歯学部, 薬学部, 工学部, 農学部, 獣医学部, 水産学部
単位等
講義,選択,2単位
キーワード
自然とは何か、環境保全とは何か、地域の視点、地域社会、ルール、共同利用、公共性
シラバス

 

<到達目標>

環境について、あるいは環境問題について、地域社会の視点から、論理的な議論ができるようになることを目標とします。同時に、根拠のはっきりした説得力のあるレポート・論文が書けるようになることも、この講義の目標です

 

<授業計画>

1. 自然とは何か? 自然を守るとはどういうことか?
 ・田んぼとは自然か?
2. 地域における人間と自然のかかわり
 ・北海道の昆布漁より
 ・海は誰のものか?~海をめぐる係争から
 ・南太平洋ソロモン諸島の村における人と環境
3. 環境と公共性
 ・現代社会における環境の担い手は誰か?
 ・公共性とは何か?

 

 

<評価の基準と方法>

(1)講義の内容を十分に理解しているか、(2)中間レポートが適切に書けているか、そして、(3)期末レポートが講義の到達目標に応じて書けているか、によって成績を評価します。授業はディスカッション重視なので、授業への積極的な参加が求められます。また、期末レポートについては、講義内容を踏まえながら、オリジナリティと論理をもってしっかり書けているか、が評価基準になります。
上記の(1)~(3)3つを総合的に判断して評価します。総合的に優れた成績をおさめたものが「優」、およそ目標を達した者が「良」、目標を下回ったものが「不可」です。
具体的には、出席および参加度(20%)、中間レポート(20%)、期末レポート(60%)という比重で評価します。

 

<備考>

この講義は「論文指導」の講義です。したがって受講者を30名程度に絞りこみます。その点、あらかじめ了承してください。

 

 

<講義指定図書>

井上真・宮内泰介編, 2001, 『コモンズの社会学』(シリーズ環境社会学2)新曜社
舩橋晴俊・宮内泰介編, 2003, 『環境社会学』放送大学教育振興会
鳥越皓之, 2004, 『環境社会学』東京大学出版会
宮内泰介, 2004, 『自分で調べる技術』(岩波アクティブ新書)岩波書店

 

備考
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