全学教育
芸術と文学
2007
漢文講読-『列女伝』を読む-
弓巾 和順(北海道大学大学院文学研究科)
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全学教育 漢文講読-『列女伝』を読む-(2007)

教員
弓巾 和順(北海道大学大学院文学研究科)
概要

約二千年前、前漢の学者、劉向(前79?-前8?)が編んだ『列女伝』は、書名の示す通り、中国古代の女性伝記集である。そこには、いわゆる良妻賢母など、主として模範とされる女性の伝記が収録されるが、末尾には悪女の伝記も付されている。また後代には、各伝記に即して数種類の挿絵が描かれたという。
本講義では、漢文講読の素材として、『列女伝』の代表的文章をとりあげ、漢文訓読法を用いながら精読する。その上で、次の問題について、受講者の諸君とともに考察したい。
(1)各伝記のポイントとなる場面はどこか。
(2)各伝記の主人公とされる女性について、そのいかなる言動が評価されたのか。
(3)編者の劉向は、各伝記の女性をいかに分類したのか。また、劉向が『列女伝』を編纂したのは、いかなる目的からか。

エクセレント・ティーチャー

本講義を担当している弓巾和順教授は、
平成19年度エクセレント・ティーチャー
に選ばれています。

授業実施上の取組・工夫などについては、
こちら
をご覧ください。

講義資料
iTUnesU リンク
タグ
対象
1年次~
単位等
講義,選択,2単位
キーワード
シラバス

<到達目標>

(1)中国古代における伝記文学の特質を理解する。

(2)中国古代の絵画に親しむ。

(3)漢文訓読の基礎を身につける。

<授業計画>

(1)劉向と『列女伝』に関する解説

(2)母儀伝の読解とその考察

(3)賢明伝の読解とその考察

(4)仁智伝の読解とその考察

(5)貞順伝の読解とその考察

(6)節義伝の読解とその考察

(7)弁通伝の読解とその考察

(8)ゲツ嬖伝の読解とその考察

(9)授業全体のまとめ

<評価の基準と方法>

○評価基準 秀:到達目標のほぼ全てにおいて特に高い水準を達成している。 優:到達目標のほぼ全てにおいて高い水準を達成している。 良:到達目標をある程度は達成している。 可:学習成果が十分ではないにしても、到達目標の一部は達成している。 不可:到達目標のどれをも十分に達成していない。

○評価方法 講義への貢献度(出席回数・発表)と、レポートの内容とを総合的に判断する。

<教科書>

『列女伝選』 / 宮本勝・末岡実 : 芸立出版

<講義指定図書>

『列女伝(中国古典新書)』 / 荒木孝臣 : 明徳出版社

『列女伝(新編漢文選)』上・中・下 / 山崎純一 : 明治書院

『列女伝(東洋文庫)』1・2・3 / 中島みどり : 平凡

備考
学生による動画紹介レビュー

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