全学教育
主題別科目 芸術と文学
2011
パイプオルガンとその音楽
藤原 一弘(洗足学園音楽大学音楽学)
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全学教育 パイプオルガンとその音楽(2011)

教員
藤原 一弘(洗足学園音楽大学音楽学)
概要

パイプオルガンは数ある楽器の中でも最大の楽器として知られています。コンサート・ホールなどで演奏を聴く機会は増えてきたとはいえ、まだ身近とは感じられないパイプオルガンが北大のクラーク会館には設置されています。北大が音楽大学ではないにもかかわらず、比較的大型のパイプオルガンをキャンパスに持つという極めて稀な好条件に恵まれていることをまったく知らずに卒業していく学生も多いでしょう。この講義では、パイプオルガンの音が出る仕組み、楽器の構造、歴史、国や地域による特徴の違い、キリスト教的背景、オルガンのために書かれた音楽などさまざまな視点からパイプオルガンにアプローチするとともに、受講者全員に実際にパイプオルガンの中に入ってもらい楽器に直接接してもらいます。また、レジストレーションという音色の選択によって同じ音楽がまったく異なった響きになるという作品解釈の問題など、パイプオルガンならではのさまざまな問題についても実際のオルガン演奏を交えてお話します。

講義資料

‡ これらの資料は制限資料です。

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タグ
対象
1年次~
単位等
講義,2単位
キーワード
音楽、パイプオルガン
シラバス

<到達目標>

受講者各自がオルガンとその音楽に対するイメージをしっかりと形成する。

 

<授業計画>

8月15日(月)~8月18日(木)にクラーク会館講堂で実施する(詳細は6月頃掲示する)。

1. オルガンの構造

(1)発音:パイプ (2)送風:ふいご (3)演奏装置:鍵盤とトラッカー

2. オルガン内部の見学

3. オルガン制作家へのインタビュー

4. オルガンの歴史

(1)古代 (2)中世・ルネサンス・バロック (3)現代まで

5. 音楽観とオルガン

(1)音楽と世界(2)音楽観とオルガン(3)キリスト教とオルガン(4)オルガンと社会

6. オルガン音楽の歴史

(1)中世 (2)ルネサンス (3)バロック (4)バッハのオルガン音楽

7. オルガン演奏と解釈

(1)レジストレーション (2)楽譜 (3)音楽修辞とフィグーレン・レーレ

8. コンサート(詳細は7月頃に掲示)

 

<準備学習(予習・復習)等の内容と分量>

授業の前の読書、授業途中と最後のレポート等で相応の時間をかける必要がある。

 

<成績評価の基準と方法>

各自がパイプオルガンとその音楽について知りえたことに関するレポート。
開講時期の関係で、この授業の成績は、9月の進級・卒業判定等には算入されない。

 

<講義指定図書>

風の歌:パイプ・オルガンと私 / 辻宏 : 日本基督教団出版局, 1988, ISBN:4818400025
パイプオルガンを知る本 / オ-スティン・ナイランド : 音楽之友社, 1988, ISBN:4276124522

 

<備考>

パイプオルガンとその音楽にとどまらず、音楽や芸術一般に関心のある学生、また特にバッハ以前の音楽に関心のある熱心な学生の受講を歓迎します。
北大のオルガンについては、http://www.organ.dyndns.org/organ/を参照。

備考
<スケジュール>
8/15 オルガンの構造を学ぶ
2限 オリエンテーションとオルガンの構造の基本(Ⅰ)
3限 オルガンの構造の基本(Ⅱ)とオルガン内部の見学ツアー
4限 オルガン内部の見学ツアー

8/16 オルガンの歴史とオルガンの音楽表現を学ぶ
1限 オルガンと音楽表現の手法(Ⅰ)
2限 バッハにいたるオルガンの歴史(Ⅰ):古代から中世へ
3限 オルガンと音楽表現の手法(Ⅱ)
4限 バッハにいたるオルガンの歴史(Ⅱ):ルネサンスからバロックへ
5限 ミニ・コンサート

8/17 オルガン音楽を学ぶ
1限 定旋律に基づくオルガン音楽
2限 自由作品(I):ポリフォニー Polyphonie (対位法)
3限 自由作品(Ⅱ):幻想様式 stylus phantasticus (fantasticus)
4限 自由作品 (Ⅲ):変奏曲、舞曲、声楽曲の編曲など
5限 ミニ・コンサート

8/18 まとめとコンサート
1限 まとめ
2限 コンサート
学生による動画紹介レビュー

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