全学教育
主題別科目 科学・技術の世界
2009
ゼロからはじめる「科学力」養成講座1
鈴木 久男 (北海道大学理学研究院)
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全学教育 ゼロからはじめる「科学力」養成講座1(2009)

教員
鈴木 久男 (北海道大学理学研究院)
概要

理系や文系に関係なく、科学リテラシー確立のためのコースであり、科学者になるためのコースではありません。このコースでは、主に物理と化学を学び、力と物質について理解しましょう。

また社会問題などにあらわれる地球温暖化や放射性廃棄物の問題は、人間の決めた分野で言うと、物理、化学、生物、地球物理にまたがっています。このため、これらの問題を議論するときには総合的な科学的知識が必要となります。そうした総合的な知識を得るためには、統合的なサイエンスのコースが最も適しています。このコースでは自然科学1および自然科学2で自然科学のすべてを概観できるようになっています。またこれにより自然界の構造的理解が明確にできるようになるでしょう。予備とする基本的な知識も必要ありませんので文系でも安心して受講できます。また、理系学生でもサイエンス全般にわたっての理解や、サイエンスとは何かを知っておくことは重要です。このコースでは、サイエンスに対しての知識と、大局的な理解を目指します。

この授業は、アメリカでその重要性が認識され、現在広く行われている統合的科学授業に基づいています。日本では、このコースが最初の試みとなりますが、世界標準の内容に基づきますので安心して受講してください。

<関連講義>
科学・技術の世界 ゼロからはじめる「科学力」養成講座2(2009年度)

講義資料
iTUnesU リンク
タグ
対象
1年生~
単位等
講義,選択,2単位
キーワード
サイエンス、自然科学
シラバス

<到達目標>

目標は次のものです。

1.将来の仕事に役立つ科学的知識を得ること

2.放射性廃棄物や環境問題、遺伝子組み換え食品や食品照射などの科学に関係する社会問題に関して自分で判断できるだけの科学的知識を持つこと

3.将来自分の子供に科学を教えられるようになること

4.人間の叡智と科学の楽しみを知り、自然科学的世界観を構築すること

サイエンスとして重要な概念は次の事柄です。

1.まめ知識の集まりではなく、サイエンスの構造的理解が重要です。

2.サイエンティストにも焦点をあて、その頃の常識をどのように変えて行ったかを理解し、現在から未来に至る過程の参考にすること。

3.物事を懐疑的に見て、疑問を持ち、好奇心を持つこと。

<授業計画>

主に、物理と化学の内容を理解し、サイエンスの本質に迫ります。 また授業中に皆さんに解答用のリモコンをお配りしますので、授業途中に出される問題やアンケートに答えてもらいます。クイズ番組の解答者になったつもりで授業を楽しんでください。毎回ランキングで優秀解答者は景品がもらえます。易しい問題だけでなく、理系の優秀者でも難しい問題も混ぜますので、景品をもらうのは優秀さよりも運が重要になるかもしれません。 授業計画は以下の通りです。決してトピックス的な授業ではなく、重要ななサイエンスの知識を網羅しますので、一緒に人類の叡智を楽しみましょう。

1.科学とは何かと科学的方法

2.宇宙の秩序と天空、地上の力学

3.ニュートンの運動の法則と万有引力

4.エネルギーと熱

5.熱力学の法則とエントロピー

6.電気と磁気

7.波と電磁波

8.光の性質と相対性理論

9.原子とは何か

10.量子力学と周期表

11.化学とは何か、炭素の化学

12.物質の相転移と化学反応

13.物質の性質と半導体、エレクトロニクス

14.放射性崩壊と核分裂、原子力と核融合

15.物質の究極の構造

<準備学習(予習・復習)等の内容と分量>

毎回、授業終了後、内容についてのレポートを次の回までにウエブから提出することと、とウエブで行われる択一方式のクイズに答えていただきます。クイズは3回まで挑戦可能で、最高点が成績に反映されます。予習は必要ありませんので、上記の宿題を必ず提出してください。

<成績評価の基準と方法>

毎回のレポートとウエブ上で行われる問題解答、また最終レポートにより総合的に判断します。成績評価の目安は、標準的な分布になるように相対評価します。

<テキスト・教科書>

テキストは、コースマネージメントシステムを用いて、pdfファイルとして配布します。フルカラーですので、印刷すると印刷代がかかります。そのため、できるだけ画面で読むことをお勧めします。

<備考>

コースマネージメントシステムを利用して、皆さんのコストゼロを目指します。

参照ホームページ:http://cms.sci.hokudai.ac.jp/

備考
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