プレイリスト情報
タイトル
アート×テクノロジー ~理性で日常を超える思考法~
概要
芸術と工学は、いかに結びつくのでしょうか。ここでは、アートとテクノロジーを融合し、未来にかたちを与えるクリエイターの貴重な講演をピックアップ。クリエイターの思考プロセスに、ぜひ注目してみてください。
アートとテクノロジーの相性は抜群です。SF的想像力を現実化し、未来のスタンダードを生み出す可能性を秘めています。でも、どうすれば上手く結びつけられるのでしょうか。
思考プロセスを学ぶ手っ取り早い方法は、第一線で活躍するクリエイターの思考に触れること。
ここでピックアップした二人は、アーティストとしてビジョンを掲げ、研究者としてテクノロジーを駆使します。
MITメディアラボの石井裕教授は、200年後の未来に残したい何かを常に考え、触れる情報インターフェイスのあり方を追求しています。
また、世界的アーティストの土佐尚子教授は、言葉にならない文化的感覚を情報処理技術で翻訳し、未来の言語に置き換えようとしています。
新しいチャレンジは、保守的な考えのうえでは奇異に映り、たいてい受け入れてもらえません。
そんな中、自身のビジョンを信じて行動し続けるのが、アーティストであり研究者なのかもしれません。
力強くチャーミングに語る二人の講義からは、モノづくりやコトづくりに対する情熱がひしひしと伝わってきます。
ぜひ、芸術と工学が結びつくプロセスを、クリエイター自身の講義で体感してみてください。
参考情報
文化庁メディア芸術祭 http://j-mediaarts.jp/#
星新一賞 芸術と工学の結びつきは、小説の世界にも波及しています。 この文芸賞では、人工知能が書いた小説も募集しています。 http://hoshiaward.nikkei.co.jp/
タグ
このプレイリストの動画一覧
教員:石井 裕
生涯をかけて追求するべきビジョンを見出すには、自分の気持ちを強く揺さぶる出来事を掘り下げること。
石井教授のビジョンを明確にした出来事は、宮沢賢治の肉筆原稿をはじめて目にした瞬間でした。
石井教授のビジョンを明確にした出来事は、宮沢賢治の肉筆原稿をはじめて目にした瞬間でした。
教員:土佐 尚子
音を空間にいける、という発想をいかに形にするか。いけばなの「型」の分析から始まる思考プロセスは、研究のお手本のようです。また、土佐先生のビジョンを実現している「MaxMSP」というプログラミングソフトは、坂本龍一などの音楽家やメディアアーティストたちのお気に入りです。