Information about Courses
タイトル
渡る使節はニセばかり
Instructor
橋本 雄(文学研究科)
Outline
時は中世室町時代、日本からは多くの外交使節が朝鮮を訪問していました。彼らを遣わしたのは、時の権力者足利将軍家や西国の有力大名たち。使節たちは「日本国王使」、「王城大臣使」と呼ばれ、朝鮮との外交・通商にあたっていました。ところが彼らの多くは、本当は足利将軍家の使節でも有力大名の使節でもなかったのです。日朝間を股にかけ華々しく外交や通商を担った謎の使節団、彼らの正体はいったい何者だったのでしょうか?今回の話し手、橋本雄さんは中世日朝外交史研究家として、朝鮮に遣わされた使節の真偽問題を正面から検討し、中世対朝鮮外交の真相を明らかにしました。はるか中世の昔、玄界灘をかけ巡った遣朝鮮使節たちのミステリアスな歴史的伝奇物語。今回の人文学カフェは、橋本さんとともにこの遣朝鮮使節団をめぐる知られざる史実に迫ります。
Course Materials
‡ これらの資料は制限資料です。
iTunes-U Link
iPhone対応:映像はiTunes Uでもご覧いただけます。
(視聴にはiTunesまたはiTunes Uアプリケーションが必要です)
Tags
Keyword
室町時代、使節、朝鮮
Video List of this lecture