公開講座

サイエンス・カフェ札幌から Pick Up!

2008

ランダムってナンダロ?

~科学的にとらえた“ランダム”の世界~

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はじめに (1/5)
15
min.
情報科学研究科 准教授 井上 純一
2008
ランダムと規則性 (2/5)
13
min.
情報科学研究科 准教授 井上 純一
2008
ランダムな現象 (3/5)
15
min.
情報科学研究科 准教授 井上 純一
2008
ランダムと確率・統計 (4/5)
14
min.
情報科学研究科 准教授 井上 純一
2008
質問「ランダムの規則性とはなんですか?」(5/5)
3
min.
情報科学研究科 准教授 井上 純一
2008
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ランダムってナンダロ?

~科学的にとらえた“ランダム”の世界~

2008 

公開講座

Instructor:

井上 純一(北海道大学大学院情報科学研究科)

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タイトル

ランダムってナンダロ?

Instructor

井上 純一(北海道大学大学院情報科学研究科)

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「ランダム」という言葉に皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか? 日常生活では、いい加減、バラバラ、でたらめ、不規則、予測不可能・・・などの意味で使いますよね。

しかし、一見矛盾するようですが、ある現象が「ランダム」だというとき、私たちは、そこには何か、共通の性質を感じているのではないでしょうか。
「ランダム」な現象は、身のまわりのいたるところに現れます。その現象は、様々な学問分野で研究されています。ランダムな現象の性質を知ると、それを利用することができます。例えば、宝くじやギャンブルなどは、「ランダム」の持つ規則性をうまく使っています。スーパー・マーケットの会計に並ぶお客さんを効率よくさばくための「最適なレジの数」を考えるときにも、「ランダム」の持つ規則性が利用できます。会計での客の待ち時間を「予測」し、適切に設定することができるのです。
この他にも、情報通信、株価変動、インフルエンザの感染過程、わたしたちの脳の神経ネットワークにおける情報処理、さらには人文科学も含めた、実に多種多様な分野で、「ランダム」は研究されています。「ランダム」の規則性を知り、必要ならば、それをコンピュータ上で再現する?シミュレーションする?ことで、複雑にみえる世の中のカラクリが見えてくるからです。「ランダム」を深く知ることは、わたしたちの生活を便利にしたり、面白く、豊かなものにしてくれます。
今回のサイエンス・カフェでは、科学的にとらえた「ランダム」をわかりやすく紹介します。学校ではあまり人気のない確率・統計の有用性も、実感してもらいたいと思います。
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※視聴にはiTunesまたはiTunes Uアプリケーションが必要です。

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Note

<教員紹介>

情報科学研究科 准教授

井上 純一

1967年生まれ。北海道大学大学院情報科学研究科准教授。1998年東京工業大学大学院理工学研究科物理学専攻博士課程中退。 同年、博士(理学)取得。理化学研究所脳科学総合研究センター、東京工業大学大学院理工学研究科物性物理学専攻助手を経て、2000年北海道大学大学院工学研究科助教授。2007年より現職。専門は統計力学とその応用。「多数の確率的に振舞う要素が互いに影響を及ぼしながら存在する複雑系」として、情報通信、情報処理、 脳の神経ネットワーク、金融工学などの諸問題に専門である統計力学の切り口から挑んでいる。趣味は、あまり人のいかない場所を求めて海外旅行すること。


<日時>

2008年12月20日


<場所>sapporo55ビル


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はじめに
Instructor:井上 純一(情報科学研究科 准教授)
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