講義情報
タイトル
大学院教育 結晶相転移特論(2005)
教員
折原 宏(北海道大学大学院工学研究科)
概要
結晶および結晶と液体の中間状態にある液晶の相転移現象を熱・統計力学に基づいて理解する。
特に、対称性の変化に着目したランダウ理論を中心に学習する。
特に、対称性の変化に着目したランダウ理論を中心に学習する。
講義資料
1.強誘電性相転移(2回)
常誘電相と強誘電相、分極崩壊と相転移、ランダウ展開
2.イジング模型(2回)
1次元イジング模型とその解法、平均場近似、秩序-無秩序相転移
3.結晶の対称性(2回)
対称操作群、群論と既約表現、群論の簡単な応用
4.ランダウ理論(3回)
秩序変数による自由エネルギーの展開、ランダウ理論の応用
5.変位型相転移とソフトモード(2回)
格子振動、フォノンのソフト化、フォノンの波数による相転移の多様性
6.液晶の相転移(4回)
テンソル秩序変数、等方相-ネマチック相転移、スメクチック液晶の相転移
資料 講義ノート
‡ これらの資料は制限資料です。
タグ
対象
大学院生 工学研究科
キーワード
構造相転移、結晶、合金、液晶、平均場理論、ランダウ理論
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